就職について

私は就職についてよくわかっていません。それもそのはず、調べていないからです。そして未だに自分のしたいことが決まっていません。6月にインターン情報が解禁され、同回の友達たちが一斉に就職活動のスタートを切りました。彼らが就職活動をしているところを見かけると気持ちがせきます。しかし、私は海外に留学中で、周りの情報も十分に得られず、その上したいことが決まっていないこともあり、全く手が付けられずにいます。

 

今日の帰り道、友達と就職活動について話をしていていろいろ気づくことがありました。それは、私はやりたいことがあって就職活動をしている同回生に嫉妬していること、そして自分は土俵にも立てていないということ、大学を4年で卒業しないという選択肢もなくはないということでした。一個目はそのままの意味で、二つ目は、まず調べて自分で就職について一定の知識を得なくては、何も始まらまいと感じたことです。一緒に留学に来た友達は、同じ境遇にありながらしっかりと「就職」を勉強していて感心しました。三つ目は、周りの友達が一斉に就職活動を始める中、大学生の本分であるべき「勉学」を疎かにしたまま「就職」という次のステップに進むことに違和感を感じたことが原因です。特に海外の大学生は、きっちり自分の学問を修めることをまず第一に考えているように感じます。逆に日本では、大学には入れたらそのあとはあまり勉強せず、気が付けば就職活動が始まり、みんな大慌てで準備に取り掛かります。しかしそれには原因になりうる日本と海外、とりわけ私が直接話を聞いたヨーロッパ、の違いがあり、それは、高校卒業後の過ごし方だと思います。日本では一般的に高校卒業後すぐに大学に進学するのに対し、ヨーロッパの国々では、高校と大学の間に1年から2年(聞いた話をもとにしています)海外旅行に出かけたり、仕事をする期間をとるのが一般的です。その間に得た経験や知識、新しい観点などが人生の方向性や勉学へのモチベーションを高めるのに役立っているのかもしれません。この点を踏まえて、私は、自分の仕事を決定するにあたって、大学4年間では十分な時間が得られないと思うようになりました。特に勉強をきちんとしたうえで、インターンなどを通して自分のやりたいこと向いていることを見つけることに無理があると考えます。